「昭和20年8月の敗戦から満州などソ連連領地から引き揚げて70年以上たちました。寒い冬がやってくると凍てつく寒さを敗戦で経験した私たちは忘れることができません。
この事実を少しでも後世に残したいと思い、この会を企画しました。
敗戦時、日本政府は満州などソ連軍占領地区に在住していた日本人を「棄民棄兵」しました。
満州の非業なしの記録が残っているのは開拓団27万人のうち7.8万人、青少年義勇軍が8万人のうち2万人、捕虜となった関東軍60万人のうち6万人は知られていますが、その他の85万人のうち16万人ほどが死亡しているとの推測です。その推測の中には、葬ってもらえなかった遺体は野ざらしのまま、歳月が過ぎるまま朽ち果て満州の大地になった人は約10万人と推測されます。
満州に生まれ満州で死亡した子供たちは日本の戸籍にも入らず大陸に朽ち果てたのです。。
せめて生きている私たち老満州子、朝鮮子はこの事実をわすれないように後世に引き継ぐ努力をいたしましょう。
2013年12月19日石川県立美術館 別館 (出羽町)で行われた
北陸3県から70名以上の参加
「昭和20年8月の敗戦から満州などソ連連領地から引き揚げて68年になりました。寒い冬がやってくると凍てつく寒さを敗戦で経験しTあ私たちは忘れることができません。
この事実を少しでも後世に残したいと思い、この会を企画しました。...
敗戦時、日本政府は満州などソ連軍占領地区に在住していた日本人を「棄民棄兵」しました。
満州の非業なしの記録が残っているのは開拓団27万人のうち7.8万人、青少年義勇軍が8万人のうち2万人、捕虜となった関東軍60万人のうち6万人は知られていますが、その他の85万人のうち16万人ほどが死亡しているとの推測です。その推測の中には、葬ってもらえなかった遺体は野ざらしのまま、歳月が過ぎるまま朽ち果て満州の大地になった人は約10万人と推測されます。
満州に生まれ満州で死亡した子供たちは日本の戸籍にも入らず大陸に朽ち果てたのです。。
せめて生きている私たち老満州子、朝鮮子はこの事実をわすれないように後世に引き継ぐ努力をいたしましょう。」
1.語り 小関昌司「すてられた民の記録」
角外吉 「満拓会社の役割と結末」
田中栄次郎「東京、少年開拓義勇軍(堀米中隊)を悼む」
亀田勲 「懐かしの安東(丹東)からの逃避行(絵画)」
宮岸清衛「残留孤児にならなかったボク」
2.語り合い 在住地をプロットと逃避経路
3.語り 4人指名 2名語り希望者
4.ホームページ「K-アムールボーイの説明と逃避行図書館への協力」
5.満遊会のありたかの討論会
※会場のパネルには満州国地図、朝鮮半島地図、開拓団・少年開拓義勇軍配置図、中華人民共和国地図、切手など、アジア号、鴨緑江橋等数点の絵画展示。
語り部活動の「石川県民大学校」講座は4年目を迎え30回目からの出発です。この間依頼・出前語り部も30回以上になりました。
昨年の「平和祈念展in金沢」の開催は大変好評でした、全入場者は3000人程で、展示についての感想アンケート680人の内95%が「良かった」と。
その他内容や運営などのアンケートでは125人中、54人の43%がもっともっとあの惨劇を広めるべきだとの意見でした。
このアンケート結果により私達が伝えるべき惨劇の事実があったことを、少なくとも半数近くの人々が知りたいと思っているのです。
「忘れられることは事実が無かった事になる」となります。
私達、満友会はこんな惨劇があった事実を風化させないように皆で伝えましょう。
2014年2月3日
白山市の松任小学校6年生107名の児童を対象に、終戦当時混乱の満州国の様子を語り、命の大切さを伝えた。
児童からは
「教科書には載っていない話をたくさん聞けて良かった」
「これからも、話を伝えて行かなければならない」
などの感想が寄せられた。
第1条(名称)
この会は北陸満友会と呼ぶ
第2条(事務局)
この会の事務局は事務局長宅に置く
第3条(目的)
東旧満州地区等からの引き揚げ者の経験を後世に引き継ぐ会であること
第4条(組織)
旧満州地区等からの引き揚げ者等で会の目的に賛同する人で組織する
1) 旧満州地区等からの引き揚げ者と子・孫縁戚者及び関心ある研究者
2) 北陸3県に在住している人
3)他県に在住している人でも希望により受け入れる
第5条(行事)
1)年1回以上北陸満友会を開催する。語り部を育成登録し必要に応じて語り部を行う。
2)語り部の「満州での逃亡生活状況」はHP //;k-amur.boy.jp の北陸満友会に登録する。(石川県立図書館の蔵書とする)
第6条(諸会議)
1)年1回以上北陸満友会総会を行う。
2)その他温泉・旧満州へ・長野記念館、舞鶴記念館等。
第7条(役員)
1)会長 1名、副会長1名を置く。「宮岸 清衛」「藤田 暁男」
2)顧問 発起人とする 「角 外吉・田中 栄次郎・小関昌司
小林信介(金沢大学准教授)」
3)幹事 (語り部メンバー)別紙
4)事務局 「南 修 」若干名
第8条(任期) 役員の任期は2年とする。ただし再任は妨げない
第9条(会費) この会の会費は、これを徴収しない、ただし会毎に募金を行う。
第10条(経費) この会の必要経費は、親睦会・募金等で賄う
第11条(監査) 幹事から選任する 亀田 勲、井澤 稔
(附則)この会は平成25年12月19日より施行する